ヘアカラーで多くのお客さんが抱える悩みについて
こんにちは。
宇部市の美容室CASAです。
今日はとても暖かくなりましたね。咲ききってない桜も一気に開いて今週末あたりベストタイミングになるのではないでしょうか?
さて、美容室でヘアカラーをするにあたってお客さんの抱える色味についての悩みを書いていこうと思います。
ヘアカラーのカウンセリングをすると色味についての2大悩みといえば
- 赤味をなくしたい
- 退色したときに黄色くなりたくない
ですね。
多くのお客さんがこの2大悩みに頭を抱えてやってきます。
では、CASAでの解決法です。
まず、1の赤みをなくしたい。
ブリーチをしたことのある方はわかると思いますが金髪にしようとしたのに1発ではどうしてもオレンジっぽい赤みが残ってしまうことってありますよね。
日本人の多くの人はこれに当てはまると思います。この赤味の原因はメラニン色素です。
特にアッシュやグレージュにしたい場合はこの赤味が邪魔になってしまいます。
解決方法としては、ブリーチの回数を重ねる方法とブリーチを使わない場合には補色を使う方法があります。
ブリーチをしてしまうとヘアカラーの色味が抜けてしまったらかなり明るくなってしまいます。仕事や学校の都合上あまり明るくできない場合などにはあまり向いてない方法ですね。
そのようにブリーチが出来ない場合には補色を使います。補色とは消してしまいたい色味の反対の色を入れることで色同士を打ち消すことです。
この場合赤みを消すために緑の色素を発色しないレベルで混ぜてやります。
そうすることによってベージュやアッシュなどをきれいに出すことができます。
続いて2の退色したときに黄色くなりたくないです。
すでに退色して黄色くなってしまっている場合などには、1で説明した補色を使います。この場合の補色は紫です。バイオレットを混ぜると色に深みも出ますしツヤ感もでるのでとてもオススメです。
ほかの方法としては明るさを求めていないお客さんには、思ったより暗めに染めてしまう方法もあります。
暗く染めるということは濃く染めるということです。濃く染めると退色するまでの時間も長くなります。場合によっては白髪染めを混ぜて退色をさらに防いだりすることもあります。
長くなりましたが美容師は同じ仕上がりの色味でも、その人の髪の発色の仕方やコンディションによってカラー剤の配合を少しずつ変えています。これはホームカラーではできないので美容室でヘアカラーをするメリットの一つですね。
当店ではTHROW(スロウ)というカラー剤をメインで使っています。このカラー剤はとてもいい仕事をしてくれます。
色味で悩んでる方はぜひ一度足を運んでみてください。
それでは!